グリーンOAT

フランス国債庁は2017年1月24日、初のグリーン国債、OAT 1.75 % 25 June 2039 を70億ユーロ発行しました。フランスは政府発行体として世界で初めてグリーン国債をベンチマーク規模で発行し、2015年12月の気候変動に関するパリ協定の野心を実施するにあたって先導役を果たすことを確認しました。発行残高は現在97億ユーロです。

グリーン国債による調達資金は政府一般財政支出と「気候変動対策・気候変動適応・生物多様性保護・公害対策のための未来の投資プログラム」の支出に充てられます。

調達資金は予算普遍性原則に基づいて管理され、同額の適格グリーン支出に充当します。実際的にはグリーンOATによる調達額は通常のOATの場合と同様に処理されますが、適格グリーン支出への配分を追跡します。

国債庁は起債後、通常のOATと同様に追加発行によりグリーンOATの流動性を確保します。従ってこのグリーン国債の発行残高は追加発行に伴い増加します。発行残高は適格グリーン支出と背中合わせになり、後者の金額も年々増加します。

グリーン国債の基本文書(仏語のみ)

投資家への説明(仏語のみ)

資金配分報告と指標パフォーマンス報告を毎年、そして環境インパクトについての事後確認報告を適切な頻度で公表します。適格グリーン支出の環境インパクト事後確認報告はグリーン国債評価審議会が監修します。同会議は2017年12月11日に第一回の会合を開きました。

国債の詳しい情報は、ISINコードをクリックすると債権データシートを閲覧できます。(仏語・英語のみ)

背景説明:

グリーン国債(グリーン・ボンド)は環境にプラスのインパンクトをもたらすプロジェクト(あるいはプロジェクト群)を調達資金の使途とします。通常の国債との違いは、投資家にとって金融リスクは同一でも、資金が充られる投資がグリーンと性格づけられ、その特徴と詳細な情報が提供されることです。

2016年4月の第4回環境会議において共和国大統領が提示した方針と2016年9月の環境・エネルギー・海洋大臣と経済財務大臣のコミュニケに従い、フランス国債庁は2017年に1月3日に、セゴレーヌ・ロワイル、ミシェル・サパン両大臣の決定により初のグリーン国債が発行されるに先立って、投資家への一連の説明会を開始すると発表しました。

経済財務省のサイトでプレスコミュニケとプレスキットを閲覧できます(仏語のみ)