フランス銀行

フランス国債庁はフランス国債公募入札発行実務遂行と落札国債受渡決済手続管理にあたってフランス銀行のサービスを利用します。

フランス銀行は公募入札発行において、フランス国債庁とSVT(プライマリーディーラーズ)の間に立ってSVTの応札を受付、匿名のオーダー表を国債庁に提供し、国債庁はそれを見て各発行銘柄を落札します。

この任務遂行のためにフランス銀行は安全性確保の専門情報システムTELSAT (Système de Télétransmission des soumissions aux adjudications du Trésor国庫公募入札応募伝送システム) を開発し、このシステムを使ってSVTはフランス国債の入札を、国債庁は落札をします。

フランス銀行によるこのサービスは国債庁との契約、そして各SVTとの契約により提供されています。

また国の資金フロー(出金・入金)全てと国庫預託元の資金フローはフランス銀行に開設された単一口座で一元的にリアルタイムでフランス国債庁により管理されています。 この単一口座には 、それぞれ単数か複数の勘定口座を持つ5000人ほどの公会計官が実施する資金受払が、記入されます。

これによりフランス銀行は、国債庁にリアルタイムで一元化して国庫単一口座状況一覧を提供し、中長期の支出予測、資金調達予測を立て、また国の手持ち資金管理を最適化することを可能にします。

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欧州初の経済博物館のご案内

パリに新設されたCitéco(シテコ経済館)は初の経済専門の教育文化センターです。フランス銀行のイニシアティブにより2019年6月にモンソー地区に開館しました。国の経済金融教育戦略の実施機関として、私たちの日常生活に関わり深いものでもある経済分野を専門とする欧州初の博物館となりました。

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Citécoの常設展は、取引・経済主体・市場・不安定性・規制・通貨の6つの主要概念をテーマとし、入館者は経済の基本的課題について理解を深めることができます。         

またCitécoは意外なユニークな建築物内に設置されました。ガイヤール邸として1878年に銀行家エミール・ガイヤールのために建てられたネオクラシック様式の大邸宅で、後年フランス銀行の支店として使われていたものですが、歴史的建築物に指定されています。経済館は経済と文化財のテーマが交叉する博物館なのです。Citécoは常設展に加えて年間を通じて特別展、マスタークラス、夜間開館日、講演会等を開催し、常に躍動する総合的な博物館となっています。