2018年9月6日:フランス国債庁はEuromoney / Global Capitalで今年も受賞

フランス国債庁はEuromoney / Global Capitalでグリーン国債について「ベスト政府発行機関賞を今年も受賞

フランス国債庁は2018年9月4日(火)、Euromoney とGlobal がアムステルダムで共催した 「持続可能な責任ある資本市場」フォーラムで、最優秀政府機関賞として2年連続で表彰されました。

フランスがエネルギー転換のための資金調達を重視していることをこの賞は再度評価するものでありましょう。2017年1月のグリーンOAT起債以来フランスは率先して質の高い基準を促進してきたからです。グリーン債市場におけるトップの政府発行体としてのフランスの地位がこの表彰により確認されたのです」とアントニー・ルカン国債庁長官は受賞にあたって述べました。

グリーン国債調達資金配分と適格支出パフォーマンスに関する初の報告書(2017年度版)が投資家に好評であったことを受けて、フランス国債庁はシンジケート団引受けでグリーンOAT 25 June 2039を40億ユーロ追加発行し、この国債の発行残高は148億ユーロに達しました。

グリーン国債の背景

フランス国債庁は2017年1月24日、満期22年のグリーンOAT 1.75% 25 June 2039 を70億ユーロ発行し、これは最大発行規模の且つ満期までの期間が最長の指標グリーンボンドとなりました。フランスは政府発行体として世界で初めてグリーン国債をベンチマーク規模で発行し、2015年12月の気候変動に関するパリ協定の野心を実施するにあたって先導役を果たすことを確認しました。

通常のOATと同様に、国債庁はグリーン国債の追加発行を実施しており、2017年度と2018年度にすでに4回 、今後も市場の需要に応じて、適格グリーン支出枠(2018年度は80億ユーロ)の範囲内追加発行を実施していきます。

2017年1月のグリーンOAT起債に当たって、政府は、資金配分報告と適格グリーン支出とパフォーマンスについての報告http://www.aft.gouv.fr/articles/l-oat-verte_12845.htmlのみならず、適格グリーン支出の環境インパクトについての事後確認報告を約束しました。国際的に人望のある独立した経済・科学畑の有識者で構成する「グリーン国債評価審議会」(2017年12月11日に設置)が、フランスの適格グリーン支出の環境面でのパフォーマンス評価を担当します。 同評議会の次回会合は2018年7月に予定され、エネルギー転換タックス・クレジットに関する初のインパクト評価報告は2018年末までに公表されます。

グリーンOAT 起債の成功は、市場の専門機関からすでにいくつもの表彰をうけました。 Euromoney / Global GlobalCapital からは2017年9月に3つの賞を、また国際金融専門誌(IFR) からも2017年12月に3つの賞を2018年3月にはClimate Bonds Initiativeから「2017年度もっとも重要な債券のベンチマーク規模の発行賞」を含む2つの賞を受賞しました。

お問合せ:

フランス国債庁 (AFT)

01.40.04.15.50

 

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1 最優秀イノベーション賞、欧州・中東・アフリカ地域における最優秀取引賞、最優秀政府機関賞

2 欧州債券最優秀取引賞、SSAR発行体(ソブリン・超国家・国際機関・地域機関発行体)の債券としての最優秀取引、SRI(社会的責任投資)債券最優秀取引賞