フランス国債庁は6月28日(火曜日)にシンジケート団引受けでグリーンOAT 25 June 2039を追加発行しました。2018年6月26日朝開始されたブックビルディングの結果、締切時には申込は総額137億5000万ユーロに達し、40億ユーロ発行されました。価格は105.171、発行時利回りは1.462%でした。
4月に公募入札により実施された追加発行に続く本日の追加発行により、認定済みの適格グリーン支出の資金調達は大きく進みました。適格支出の2018年度限度額は年初に80億ユーロに設定されています。グリーン国債調達資金配分と適格支出パフォーマンスに関する初の報告書が最近公表され、フランスはエネルギー転換を重視することを再確認しました。グリーンOATの発行残高は148億ユーロに達し、フランスはグリーンボンド市場におけるトップのソブリン発行体としての位置付けを強化しました。
シンジケート団の幹事銀行は BNP Paribas、 Citigroup、 Crédit Agricole CIB、 Natixis、Société Générale CIBでした。SVT機関は全てシンジケート団に参加しました。
多様な投資家ベースからの大規模なオーダーブックを反映するかたちで、136の最終投資家が割当てを受けました。アセットマネージャ24%、保険・年金ファンド13%、公的機関11%、銀行トレーディング部門16%、銀行の短資とALM 24%、ヘッジファンド12%の割当てでした。
地理的配分はフランスの長期国債に対する欧州内外の投資家からの高い需要を反映しています。フランス (29 %)に続いて英国 (28%)、オランダ (8%)、ドイツ(7%)、北欧 (5 %)、その他欧州諸国(10%)、そしてアジア・中東 (7 %)、 北米 (6%)です。
以下の投資家が発行に参加したとの記載と求めました。
Achmea Investment Management BV, AG2R La Mondiale, Axa IM, Bankhaus Lampe, Barclays treasury, CASA, Candriam, CIC, Deutsche Apo, Donner & Reuschel, ERAFP, Generali France, HSBC AM, MAIF, Mutuelle d'Ivry, Nordea IM, PGGM Vermogensbeheer BV, ProBTP, Sparkasse Pforzheim, Swedish AP2, Triodos.
他の情報
グリーンOATは2018年7月3日受渡し、Euronext Parisに上場されます。この国債は適格支出限度額を超えない範囲て、市場の需要に応じて追加発行されます。
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