先週公表されたグリーン国債調達資金配分と適格支出パフォーマンスに関する初の報告書(2017年度)が投資家に好評であったことを受けて、フランス国債庁は近日中に市場条件を見てシンジケート団引受けでグリーンOAT 25 June 2039を追加発行します。
シンジケート団の幹事銀行は BNP Paribas、 Citigroup、 Crédit Agricole CIB、 Natixis、Société Générale CIBです。SVT機関は全てシンジケート団に参加します。
グリーンOAT追加発行は、フランスが2015年の「気候変動に関するパリ協定」に従ってエネルギー転換の資金手当を重視することを再確認し、またグリーンボンド市場におけるトップのソブリン発行体としての位置付けを強化します。
今回のシ団引受発行は、認定済みの適格グリーン支出の資金調達のためであり、適格支出の2018年度限度額は年初に80億ユーロに設定され、現時点で11億ユーロが消費済みです。
シンジケート団引受けによる追加発行は公募入札の補足手段として利用されるもので、公募入札方式がグリーン国債を含めたOATの追加発行の通常の手段です。グリーンOATの発行残高は、過去12ヶ月における3回の公募入札による追加発行も含めて108億ユーロに達しました。
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