シリル・ルッソーが2021年8月1日よりフランス国債庁長官に就任します。前任者アントニー・ルカンはフランス国債庁長官を6年間務めましたが、去る7月1日に財務総監査官に任命されました。
2020年2月からフランス国債庁副長官であったシリル・ルッソーは、エコール・ポリテクニクとENSTA(国立先端技術高等学院)を卒業。2004年に入省した財務省国庫総局でのキャリアが長く、前職は多国間金融業務・開発局次長、職権でパリクラブ副会長も務めた。2011年から2014年までは北京のフランス大使館に経済財務参事官として赴任、次いで2015年までリスク債務を抱えるフランスの自治体を支援する新設の全国的権限を持つ部署の部長代理。また2006年から2009年までフランス国債庁市場取引責任者を務めた。
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