1985年から国庫局は、流動性が高く魅力的で確実な国債市場の調和ある発展を目指す改革を進めてきました。目標は当初から、政府が発行体として最良の条件で資金調達をし、同時に市場には標準化された商品と発行市場・流通市場への簡明で安全なアクセスを提供することでした。
フランス国債の商品構成は標準化された3種類の商品、OAT・ BTAN・ BTFに整理されました。いずれも額面は1ユーロですが、発行時の期限が異なります。
OAT(統合型長期国債)は政府の長期借款の主要手段となっています。OATは7年から50年償還で発行されます。大半は満期償還の固定利付債ですが、変動利付債 (10年物コンスタント・マチュリティー・レートに連動するOAT TEC 10) や物価指数連動債 (OATi, OAT€i) も発行されます。OATの公募入札は毎月第一木曜日に実施され、10年物一銘柄と、市場の条件が相応しいときには他の期限物の固定利付債や変動利付債 (TEC 10, OATi, OAT€i) が追加で発行されます。OATの償還日とクーポン支払い日は月の25日です。
BTAN(年一回払い固定利付国庫証券)は政府の中期資金調達手段です。発行時の期限は2年または5年です。6ヶ月毎に公表される発行予定に従って、毎月第三木曜日に公募入札が実施され、少なくともBTAN2年物か5年物が1銘柄発行されます。BTANの償還日とクーポンの支払い日は月の12日と定められています。
固定利付割引国庫証券(BTF)は国の短期資金調達手段です。主として歳入と歳出の時期のずれと国債償還需要に起因する年内の政府手持ち資金需要をまかなうためのものです。満期1年以内で発行されます。毎週月曜日に公募入札で発行されますが、そのスケジュールは3ヶ月毎に公表され、入札に付される債券の償還期限が予告されます。毎週 BTF 3ヶ月物と、加えて6ヵ月物か1年物が一銘柄発行されます。短期資金需要が認められるときには、スケジュール外で4週間から7週間のBTFが発行されることもあります。
MAJ : 26 2009





